2016年度第3回農林部会・研究会を開催
2016年4月21日、第3回農林部会・研究会を開催しました。
農林部会の新たな調査・研究テーマとして「規模拡大以外に県内農業再生の道はないのか~県内農業の現状から今後の農業、農村のあり方について研究する~」を設定しました。
県内の法人経営や集落営農、中小兼業農業、そして平地や中山間地域、市街地周辺などの農業・農村の実態、課題等の調査、また、学者や財界の提言、EU農業などの研究も行っていくこととしています。
その取組みの一環として、富山大学の酒井富夫教授から「もうひとつの『強い農業』を構想する」と題して講演をうけました。
酒井教授から「規模拡大、近代化、攻めの農業、輸出促進農業などが言われているが、問題は、日本の農地をしっかり守って、日本の国民に食料を安定的に供給できるような農業が、そういう農民ばかりで実現できるのか」などと提起を受けました。 (講演の概要は『自治研とやま97号』2016年7月発行に掲載)