富山県地方自研究センターでは、幅広い分野での調査・研究活動に取り組んでいます。

現在、常設の部会として社会福祉、環境、しあわせ追求、農林の4つの調査研究部会が設置されています。また常設のプロジェクトとして、再生可能エネルギープロジェクトがあります。

各部会・プロジェクトには、大学の研究者、自治体議員、自治体職員、市民が参加して、調査・研究を行い、その成果に基づき、政策提言などを行っています。

そのほか、年数回、講師を招いて研究会や講演会などを開催しています。

社会福祉部会

部会長:富山市職員労働組合副執行委員長 北嶋真人

 社会福祉部会では、いじめ、不登校、虐待、子どものうつ症状、引きこもり、自殺などと子どもの貧困、貧困の連鎖、広がる格差との関連や障がい者の就労支援など、子どもをはじめとする全世代に広がる「生きづらい社会」とどう向き合うかについての調査・研究を行っています。

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環境部会

部会長:富山県立大学准教授 立田真文

環境部会では、廃棄物の燃焼熱を利用した発電や温室による周年を通じた花き、野菜生産、また産業廃棄物であるもみ殻の肥料化の研究などの視察やマイクロ水力発電の実際と利用についての講演会の開催してきています。今後はSDGs、温室効果ガス排出削減についての調査・研究を進めていくこととしています。

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しあわせ追求部会

部会長:富山大学准教授 吉井千周

しあわせ追求部会では、女性、こども、マイノリティを含む社会的弱者が生きやすい社会構築の方向性の探求をテーマに、ワークライフバランスを保ち、人々が幸せを感じる社会を目指すため、他国と比較しつつ日本のおかれた位置を確認し、その上で、日本社会がどのような制度構築をしていくべきか、調査・研究をしています。

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農林部会

部会長:元南砺市議会議員 齊藤光一

農林部会では、県内の中山間地域の農業・農村の実態や活性化に向けての課題について調査・研究を行ってきています。また、規模拡大、効率化、競争力強化政策が進められる中での集落営農をはじめとする県内農業、農村の実態調査を行い、県内農業、農村の再生、活性化の道について調査・研究研究を進めています。

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再生可能エネルギープロジェクト

顧問:富山大学名誉教授 竹川愼吾

大規模集中的な発電ではなく、地域分散、地域循環、そして地球環境にやさしい再生可能なエネルギーの普及をめざして、太陽光や小水力発電についての調査・研究を行っています。現在、小水力発電の実際の候補地について調査・研究を進めています。

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その他 研究会・講演会

上記の常設部会のほか、広く参加者を募り、時宜に応じた研究会・講演会を開催しています。
この研究会・講演会は、どなたでも参加でき、参加費は無料です。
随時、ホームページ等でご案内しますので、お気軽にご参加ください。