「ひきこもり」について「社会福祉部会研究会」を開催

8月21日、自治研センター社会福祉部会(部会長:村上 満富山国際大学教授)は、研究会を開催しました。富山県心の健康センターの所長で医師の麻生光男さんをお招きし、ひきこもりの心理やその対応、医療、医学的な知識、社会的な背景・原因、そして社会システムの変え方、ひきこもりは社会を問い直す現象であることなどその本質に迫るお話を具体的事例も交えて講演していただきました。

また、ひきこもり地域支援センター相談員の小西美結さんからは、ひきこもり地域支援センターで取り組んでおられる具体的な取り組み事例をご紹介いただき、相談員の方が専門知識を持ちながら、真摯に取り組んでおられることがよくわかりました。

研究会参加者は、ひきこもりについての認識を深めるとともに、参加者相互の発言から、ひきこもりが身近に存在することが明らかになりました。

社会福祉部会では、引き続き、生活困窮、生活保護、児童養護、発達障害、児童虐待などについて研究会を開催していく予定です。