再生可能エネルギープロジェクト「日本の洋上風力発電の現状」をテーマに開催しました
1月19日、再生可能エネルギープロジェクトの第21回委員会を開催しました。
第21回委員会では、プロジェクト責任者の藤井宗一氏のあいさつにつづいて、副責任者の坂井登喜雄氏が「日本の洋上風力発電の現状と課題」と題して報告しました。
報告では、①日本の洋上風力発電のポテンシャル、②長崎県五島市の浮体式風力発電、秋田県の秋田洋上風力発電、③明らかとなった課題、④政府の洋上風力発電の整備計画などについて報告がありました。 討論では、日本での風力発電の可能性や進めるにあたっての課題を中心に質疑が交わされました。
また、現在入善町で建設が進められている洋上風力発電の紹介があり、県内の太陽光発電所、風力発電所、小水力発電所などの見学、現場調査について検討することとなりました。
プロジェクトでは、昨年7月の「再エネ導入の世界と日本の現状」、9月の「先進国デンマークの事例研究」、11月の「ウクライナ危機とエネルギー政策」、今回の「日本の洋上風力発電の現状に」につづき、今後、再エネのコスト、日本における再エネのポテンシャル、地熱発電の現状と可能性、再エネ推進にあたっての課題、再エネ推進での市民の役割などについて調査・研究を進めていくこととしています。
2か月に1回をめどに開催することとしており、次回は、3月23日(木)午後1時30分から開催の予定です。